PCメンテナンス知識の調査2‐2

・光学メディアの企画 (種類)

① コンパクトディスク:1982年に登場した光学メディアで、レコード盤の置換えとして主に音楽のデータを記録して販売するために開発されました。厚さ約1.2mmで、直径12㎝のプラスチック製の円盤の形をしています。

 

② DVD:DVDはVHSビデオテープの置換えを目指して、映像を記憶するメディアとして開発されました。CD同様、パソコンメディアのデータ記録用のDVD-ROM,ライトワンスメディアのDVD-R、リライタブルメディアのDVD-RWも存在します。

 

Blu-ray:2003年に地上デジタル放送が開始しハイビジョン映像が当たり前の時代になりました。CDやDVDの赤色レーザーに対し、Blu-rayではその名の通り青色のレーザーを使用します。波長は405nmで、DVDよりも記録密度が高くなっています。

 

 

無線LANの企画 (種類)

Wi-Fi無線LAN)にはいくつか種類があり、それぞれ最大通信速度や使用する周波数帯が異なります。

種類

IEEE802.11」という国際的な標準規格があります。現在一般的に普及している通信規格は「IEEE 802.11a」「IEEE 802.11b」「IEEE 802.11g」[IEEE 802.11n」「IEEE 802.11ac」の五種類あります。

11nと11acが今は主流となっています。

 

11nの特徴:11nは、アンテナ一本あたり約150Mbpsでの通信を可能としており、それを4本まで束ねることが出来ます。アンテナを束ねることにより、最大600Mbpsの通信速度を実現します。ただし、実測値は理論値の半分~3分の1ほどと言われています。

Wi-Fiルーターやパソコンではアンテを2~3本、スマホタブレット、携帯ゲーム機ではアンテナ1~2本を搭載している製品が多く、ほとんどの製品が最大速度を約80Mbpsや約240Mbps としています。 

 

11acの特徴:11acは、11nの10倍以上の速度通信が可能なWi-Fi無線LAN)規格です。2013年にWave1(第一世代)が登場し、2015年にさらに高度なWave2(第二世代)が登場しました。11acは11nと比べて、帯域幅(速度制限)や信号(データ量)などがパワーアップしたことにより、高速化を実現しています。

 

 

・ディスプレイ接続端子の規格(種類)

DVIの事について書きます。

DVIケーブル:DVIと「ディジタル ビジュアル インターフェース」の略です。

VGAはアナログ通信で、DVIはデジタルで通信します。

 

DVI種類

①DVI-D

 特徴:デジタル信号対応しています。DVI-D・DVI-Iどちらも、メスコネクタにも差し込めます。アナログ信号を使用しない場合は、DVI-Dコネクタ付きのケーブルを選べばすべてのDVI機器で使用できます。

 

②DVI-I

 特徴:デジタル・アナログ信号両対応です。アナログVGA信号を通信するために5ピンが追加されています。DVI-Iコネクタに変換アダプタを用意することで、VGA端子を持つ機器と接続して使用することができます。

 

③DVI-A

 特徴:アナログに信号のみを送れるという特徴があります。

    今はほとんど使われていない端子です。

 

 

・PC用電源の規格(種類)

ATX電源

 ATXコンピュータ用の電源回路を収めたユニットの標準規格、およびその規格に準じた電源ユニット・電源装置を指します。デスクトップパソコンようの電源としては、最も一般的なものです。AC100Vや220Vといった商用電力を入力とし、内部で12Vや5Vといった直流に変換を行い、PC各部へ給電為の出力を作り出します。

 

SFX電源

 SFX電源の主な特徴はMicroATX規格に準じた電源ユニットです。こがたPC向けなので、電源ユニット自体はATX電源より小さくなっており、-5V出力が省略されています。また、出力の方も100Vから400V程度までとATX電源より小出力です。なので、ミニタワーケースといった小型ケースで自作する際、に使用するのが主です。

 

 

・PC用のバスの規格(種類)

バス:コンピュータの内外、各回路がデータを交換するための共通の経路を指すコンピュータ用語です。多くのコンピュータは、CPUなどコンピュータの中心機能と、周辺機器や各種制御部を繋ぐためにバスを使っている。

シリアルバス:1ビットずつ順番にデータを転送するバスをシリアルバスと言います。

RS-232C、RS-485、IEEE 1394、USBなど....

 

RS-232C:シリアルポートのインターフェース規格です。基本的にはホストコンピュータや端末といった「データ端末装置」と、モデムなどの「データ回線終端装置」を繋ぐものとして設計されたが、パソコン同士の直接接続や、あらゆる周辺機器の接続用に広く使われました。

 

②RS-485:2線式、半二重、マルチポイントシリアル接続を特徴とする、OSIモデルでいう所の物理層電気的使用です。規格案内段階のRS-485ないしRS485のEIA規格となったものです。

 

IEEE 1394:AV機器やコンピュータ接続する高速シリアルバス規格です。1986年にアップルが提唱したFireWire規格をソニー、、ITIBMなどと共同で1995年にIEEE 1394-1995として標準化したものです。

 

④USB:USBの特徴の一つに、機器を動作させるための電力をパソコンから供給することが出来るというものがあります。大きな電力を必要とする機器だとUSB九電では電力が不足してしまいますが、必要な電力量が少ないポータブルHDDやUSBメモリなどは、ACアダプターから電源を取る必要がありません。

 

これで終わります。